この映画は、私が日本を出発した直後に日本で上映していた映画です。 観れなくてがっかりしたまま来豪すると、こちらでは既に時代遅れの 映画として上映されていました。そのため値段もＡ＄５（４５０円弱）と 格安。観客も私以外は誰もいない状態でウハウハ。 ストーリはよくあるエイリアンものに最先端のＳＦＸを導入したもので、 英語が解らなくても充分楽しめました。一番好きなのは最期のシーンで、 地球からどんどんフェードアウトして太陽系、銀河系、別銀河系が出てきて 宇宙総てがビー玉の中に収まってしまう。更にフェードアウトして宇宙の ビー玉がいくつも出てきて、そのビー玉は一匹の宇宙人に転がされ遊ばれている。 そんなオチでした。 宇宙がビー玉になるのはともかく、球状宇宙がいくつもこの世に存在するのは 天文学的に説明のいくことらしい。詳しくは故カール・セーガン著のコスモス を見てください。 ちなみに主演はトミー・リー・ジョーンズとウィル・スミス。彼らのファ ッションである黒いスーツに黒いサングラスは恐らく、ＵＦＯ評論家の 矢追さんのＴＶでお馴染みの黒い服の男達（いつも番組の最期はこの男達に よってＵＦＯの調査を阻まれてしまう）のことでしょう。