今回は我が愛車かつ駄車の紹介です。私の乗っていた車。それは
MAZDA929−1982年式。写真を見てもらえれば解ります
が、ボロです。日本ではまずお目にかかれないくらい年期の入った
車です。
オーストラリアでは、日本で考えられないくらい古い車が、現役
で走っています。きっと物を大事にする国民性なのでしょう。非常
に良いことだと思います。しかし古い車が多いせいか、道路のど真
ん中でエンジンがかからなくなった車をちょいちょい見掛ました。
ちなみにこの車は同じく留学していた日本人から買ったのですが、
買い取った時のキロ数は150000キロ越えていました。
さすがにそれだけ走っていると、多機能な我が愛車も欠陥だらけ。
1.10分間しか効かないクーラー
10分間使ったら10分間オフにして、休憩させないとその日
1日使い物にならなくなります。砂漠地帯では皆死にます。
2.運転席側のみ開かないオートウィンドウ
高速料金所ではドアを開けて支払いを行います。皆笑います。
(料金所のおっさんは失笑)
3.運転席の後ろのドアは開かない(一応4ドアでした)
買った時には気がつかなかったけど、ドアを開けるレバーが
折れて無くなっていた。後ろに2人座る時も片方のドアから
出入りしていましたので実質3ドアでした。皆あきれます。
(出入りする姿を見た周りのオージーは失笑)
唯一付いてて良かったのはオートクルージング機能。これは日本
の車にはあまりついていないようです。この機能は走行中に使うの
ですが、オートクルージングボタンをポチっと押すと、その時の走
行スピードを維持してくれます。そのためアクセルから足を離して
も大丈夫!非常に楽チンです。オーストラリアのように時速100
キロで2時間走り続ける事が出来る場所では、すんごい重宝しまし
た。
この機能はともかく問題は山積みでした。普段では解らない、エ
ンジン周りや電子機器系統その他もろもろ。おかしい所だらけ。し
かし一番の問題点は、私が日本ではペーパードライバであり、オー
ストラリアデビューを果たそうとしている事でした。
|